こんにちは。ライターのよしろー(@shuttle_circle)です。
普段、自分はバドミントンのコートを3つに分けて、それぞれに「リアコート」「ミッドコート」「フロントコート」という風に呼んでいます。
日本バドミントン指導者連盟から出版されている『バドミントンの指導理論1』などでもこの呼称が使われているんですよ!
- コートの呼び名
- 呼び名をつける意味
コートを3分割!
便利なのでみなさんも是非覚えてください(`・ω・´)
ネットに遠い位置から順に…
- リアコート
- ミッドコート
- フロントコート
となります。
リアコート(Rear Court)
リアコートとは、3分割したバドミントンのコートの中で、コート後方域のこと。
車の後ろのタイヤのことを「リアタイヤ」と言ったりしますが、あれと同じ使い方ですね。
たとえば ハイクリアーは、自分のリアコートから相手のリアコートへ打つショットだ…ということができます。
ちなみに、実際にBWF公式配信の動画において Rear Court Winners という表現を見つけることができる。
画像出典:BWF公式配信動画
リアコートから打ったエースショットの数ですね。スマッシュ、カットなどがこれに該当します。
ミッドコート(Mid Court)
その名の通りmid、つまり3分割したバドミントンコートの中で、コート中域のこと。
たとえば相手のスマッシュをレシーブするのは大抵ミッドコートですよね。
他にも、ダブルスにおける「ハーフ」とかがミッドコートエリアのショットに該当する。シングルスのサーブは基本的にミッドコートから打つでしょう。
フロントコート(Front Court)
3分割したバドミントンコートの中で、コート前方域のこと。
たとえば、バドミントンのショットにおいて以下のように言うことができます。
- ネットリフト(ロブ)は、自分のフロントコートから相手のリアコートへ打つショット。
- ドロップやカットは、自分のリアコートから相手のフロントコートへ打つショット。
参考までにこちらもBWFの公式配信動画から1枚。Front Court Winners という表記を見かけます。
画像出典:BWF公式配信動画
フロントコートの攻防を制することができれば、必然的にシャトルは上がってくる。そこに攻撃のチャンスが生まれるわけですね!
リオデジャネイロオリンピックで優勝したチェン・ロン選手なども典型的な「ネットプレーの上手な選手」ですね。とにかくフロントコートから相手に上げさせるようなショット(ヘアピン)をひたすら打っていたように記憶しています。
ギリギリの体勢(低い打点)になればなるほど、その後のラリー展開が不利になる!
こうした「名前」を付ける意味
でもやっぱり必要だなと思ったのです。
「バドミントンの指導において用語が統一されていない」というのは大きな問題だと思っています。「コートエリアの呼び方」もその1つで、このように言語によって3つに切り分けることで、概念が共有できるというのは意味があると思います。
概念が共有されていると、言葉もシンプルであり言葉の定義も決まっています。指導者が何がいいたいかプレーヤーに明確に伝わるというメリットがありますよね。
- 指示対象が不明確:「コートの真ん中らへんに来た球」「ハーフ付近の球」「甘くなった球」
- 指示対象が明確:「ミッドコートへの返球」
「ミッドコート」って言ってしまったほうが、どこにきた球なのか誰もがハッキリと認識することができるでしょ?
ある事象を表す言葉が存在していることによって、混沌としていた事象が整然と切り分けられる。それを指導者が共有することはきっとメリットになる。共通貨幣には相応の価値がある。
この呼び方が浸透すれば絶対便利なんだけど、この言葉が浸透するまでは時間が掛かるでしょうね。。
それでは、今回はこれにて〜。
めっちゃわかります!!
私も真ん中!と言われて固まったことがあります(–;)
「それって、左右の真ん中なの!?前後の真ん中なの!?」とか思うんですけど口答えできない…とか…。
はっきり明確にしてほしい!!笑
この呼び名、周りのバドラー使ってないので広めときます(●︎´▽︎`●︎)笑
そして私も枚方つーしん大好きです♡笑
サーシャさん、コメントありがとうございます!
そしてレスが遅くなってしまい申し訳ありません。。
真ん中!だけだと確かにどうしたら良いか分かりませんよね(^o^)
枚方つーしんのファン多いですよねw
それにしてもあの更新頻度は本当にすごいです。
我々も見習わなければ。。。(遠い目)
これからもmintonブログをよろしくお願いします!