バドミントン大会に「Webエントリー」を導入することは、デジタル化反対派にとって本当に悪なのか

こんにちは、mintonの平子です。

mintonを知らない方のために書いておくと、mintonは「バドミントンに特化した大会エントリーサービス」です。パソコンやスマホなどのあらゆるデバイスから大会にエントリーすることができる、とっても便利なサービスです。


https://minton.jp

大会運営者の方へmintonのご提案をしていると、よくこんなことを言われます。

こういうサービスはスマホやパソコンに詳しい人にとっては嬉しいんだろうけど、そうじゃない人にとっては逆に迷惑なんじゃないの?

・・・

おっしゃる通り、こちらのアンケート結果からも分かるようにそういった方も一定数いらっしゃいます。

では、だからと言ってWebエントリーの導入を見送ることが果たして正しい判断であると言えるのでしょうか。

今日は、この辺りに関する私の見解を書かせていただこうと思います。

Webエントリーの導入は必要ない?

先のアンケート結果からもお分かりいただけるように、「Webからエントリーできるんだったらそっちを選ぶ」という方のほうが圧倒的に多数派なんです。

ちょっとしたスキマ時間で思い立ったその瞬間に、スマホやPCからすぐに大会へエントリーできるようになることを多くの方が望んでいます。

例えば飲みの席で例えば練習中に、その場に居る友人とペアを組んで大会に出ることになったときに、その場でエントリーできるのです。郵送やメールでのエントリーを強制されている大会では絶対に実現しなかったことです。

一方で、今まで通りメールや郵送でエントリーしたいという方が一定数いらっしゃることもまた事実。

大会運営者の方は口を揃えて言います。

そういう人たちがいるからすぐに導入っていうわけには(以下略)

・・・

違うんです!

そうじゃないんです!

はい。

僕が そうじゃない と思う理由について、これからツラツラと述べたいと思います。

お付き合いください。

そうじゃないと思う理由

理由その1:Webエントリーは選択肢の1つ

Webエントリーを望む方が多数派である一方で、従来のエントリー方法を支持される方もいらっしゃるということが分かりました。

であれば、Web以外のエントリーの入り口をすぐに閉ざしてしまうのではなく、「これまでの方法に加えWebエントリーも可能になりました!」くらいの感じから初めても良いのではないでしょうか。

その場合、エントリーの経路が複数になるのでもしかすると運営側の負荷はさほど軽減しない可能性もありますが、それでも100通届いていたエントリー用紙が仮に半分になるだけでも、リスト作成や問い合わせ対応にかかる手間は大きく軽減されるはずです。

最終的にはWebエントリーが主流になっていくことは間違いないと(個人的には)思っていますが、参加者の方がWebエントリーに慣れるまでは、複数のエントリー経路を用意してあげて参加者に選んでもらうのが一番親切なのかもしれませんね。

理由その2:周りの方がフォローしてくれる

これ実はけっこう前からモヤモヤしていて疑問に思ってたんですが、分からない人がいるときって周りの方が助けてくれるものなんじゃないですかね?

mintonには代理エントリー機能もあります ので、仮にご自身でエントリーすることができない方がいらっしゃった場合でも、周りの方が代理でエントリーしてあげれば回避できる問題なのではないかと個人的には思っています。

理由その3:一度使えば慣れる

“ITに疎い人”の定義をどこに持ってくるかですが、仮に「スマホは持ってるけどパソコンのことは何も分からない人」とした場合、うちの奥さんが思いっきり該当します。笑

それはそれは機械オンチで、それこそパソコンのことはブラウジング以外何も分からないような人間です。

そんな彼女ですら、スマホは日常生活で困らない程度には使えていますし、多少クセのあるアプリやサイトでも一度使えばだいたいの仕様は覚えてしまいます。

つまり、どんなサービスでも(よっぽど機能が多いかポンコツ設計じゃなければ)一度使ってみてもらうだけで大抵の人には使い方を覚えてもらえる のです。

もちろん minton のエントリーフォームにもまだまだ課題は多いので、これからもっとユーザビリティーを上げていけるよう改善に努める所存です。

mintonは、勇気あるファーストペンギンを探しています

Webエントリーを導入したほうが良いと思う理由についてツラツラと書いてきましたが、巷で開催されている大会のほとんどは協会や連盟が主催するものであり、例え理事メンバーの一人がこの想いに共感してくれたとしても、組織の中でコンセンサスを得ることは決して容易ではありません。

いや…容易ではないというかめちゃくちゃ難しいみたいです。。(いつも minton の普及活動にご尽力くださっているみなさまには、本当に感謝しかありません。。)

Webエントリーを導入しても最初のうちは多少の混乱があるかもしれません。新しいことを取り入れるときは総じてそういうものです。だからみんな ファーストペンギンになりたがらない のだと思います。飛び込んだ先にどんな危険が潜んでいるか分からないから。

しかしながら、いつの時代も世界を変えていくのはそういう人たちです。

バドミントン界を変えていくのだという想いに共感し、「ファーストペンギン」になってくださる大会運営者の方を minton は求めています。

手間のかかる大会登録作業などはいくらでも代行します ので、もしこの記事の内容にほんの少しでも共感してくださった大会運営者の方がいらっしゃいましたら、Facebookのメッセージでもお問い合わせフォームからでも構いませんので、お気軽にご連絡ください!

・・・

なんか最後暑苦しい感じになっちゃいましたが、なんとなくでも私の想いが伝わったなら幸いです。

それではまた~。

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4 Comments

アバター 高木孝文

いわき市バドミントン協会事務局担当です。本協会ではネット登録のみにして、しばらく経ちますが利便性は非常に向上しましたよ。外字の人がいた場合の処理が大変でした(笑)ぜひ広めてあげたいです。アサミへの変換も簡単です。

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アバター 平子 将太

いわき市バドミントン協会
高木様

コメントありがとうございます。
mintonの平子と申します。

いわき市バドミントン協会のWebサイト、拝見しました。
ご自身でエントリーフォームを作成されているのですね・・・すごいです!
このような取り組みをされている協会をこれまで聞いたことがなかったので、正直驚きました。

高木様の仰るとおり、Webエントリーは、参加者だけでなく運営者にとってもメリットがたくさんあります。
よろしかったら一度情報交換させていただけると嬉しいです!(*^^*)

返信する
アバター 平子 将太

高木様

ありがとうございます!
確認して後ほどご連絡させていただきます!(^^)

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