みなさんこんにちは。mintonの平子(@minton_hirako)です。
今、バドミントン界で大きな話題になっているバドミントンフィットネスクラブ「楽ミントン」。その創設者である株式会社ちかなりの兵頭会長にお話を伺うことができたので、レポートしていきたいと思います。
楽ミントン、知ってるけどヘアピンだけってどうなの?楽しいの? / バドミントンやってみたいけど、どこかで体験できないかなぁ。 / 最近体力的にバドミントン辛くなってきたなぁ。もう少し身体の負担が小さくて楽しめる何か無いかなぁ。
INDEX
楽ミントンとは?
まずは、楽ミントンのことを知らない方のために「楽ミントンとは何なのか?」ということについてご説明します。
オフィシャルサイトにとても分かりやすいイラストがあったので拝借。これを見れば楽ミントンがどんなスポーツなのか一目で分かりますね。
バドミントンコートのある体育館ではなく、建物の一室やショッピングモール内でバドミントンを楽しむという月額制のバドミントンフィットネスクラブです。
コートの広さは通常のコートの4分の1ですが、その楽しみ方は実に様々。4分の1サイズの「コートマット」も特注して作られたとのことで、その並々ならぬ熱の入れようには本当に驚かされます。
今回は、そんな楽ミントンの魅力について兵頭さんにいろいろとお話を伺ったうえで、体験までさせてもらいました!
楽ミントンの魅力
兵頭さんにお話を伺ったところ、楽ミントンの魅力は下記の「楽ミントン 14ヶ条」に全て詰まっているとのこと。
楽ミントン 14ヶ条
- 楽しくスポーツ楽ミントン
- 友だちできるよ楽ミントン
- 運動習慣楽ミントン
- ダイエットにも楽ミントン
- 部活じゃ足りない楽ミントン
- ヘアピン極める楽ミントン
- 遊び感覚楽ミントン
- とにかく笑える楽ミントン
- バドミントンにも楽ミントン
- ウォーキング以上楽ミントン
- ジョギング未満の楽ミントン
- 小さな子どもに楽ミントン
- 仕事帰りに楽ミントン
- 80歳でも楽ミントン
楽ミントン事業の社会貢献性
楽ミントン事業は、バドミントン界への社会貢献性も非常に高いと言います。その点について詳しく伺いました。
バドミントン界における雇用の創出
楽ミントンでは、1店舗あたりおおよそ3人のインストラクターが必要になるため、100店舗展開すれば300人、1,000店舗展開すれは3,000人の雇用を生み出すことができるそう。
スポーツ選手のセカンドキャリア問題はバドミントン界だけでなくスポーツ界全体の言わば「永遠のテーマ」ですが、楽ミントンはそこに一石を投じようとしているのです。
楽ミントン事業では、2024年までに店舗数128,会員数38,400人を目指すと兵頭さんは言います。
※ 2019年3月中に、千葉県成田市にあるイオンモール「ボンベルタ成田」に3店舗目の出店が決定したとのこと。
バドミントン競技レベルの底上げ
昨今のバドミントン日本代表(A代表)の活躍には目を見張るものがありますが、トップ選手がいくら強くなっても、底辺の底上げなしにはバドミントン界の未来は“安泰ではない”と兵頭さん。
強い選手が育つ条件は、“個人の素質” に加え “良い環境”・“良い指導者” が重要であるとされていますが、多くの場合これらの条件が揃わず、たくさんの才能が埋もれてしまっていると言います。
楽ミントンでは、実力と経験を兼ね備えたインストラクター陣の間で、指導に関するノウハウも全て共有しているそう。
ジュニア層の会員を多く取り込むことができれば、小さいうちから質の高い指導を提供することができますし、正しい知識やフォームを習得するには最高の環境と言えるでしょう。
楽ミントン事業が拡大していくことで、今のままでは開花しなかったであろう多くの才能の芽を育てていくことができると、兵頭さんは話してくださいました。
バドミントンファンの増加
楽ミントンは、全ての店舗を駅近の物件やショッピングモールなどに出店しているため、通りすがりのバドミントン未経験者の方でも気軽に体験することができるという性質があります。
バドミントンをやったことが無い人にバドミントンの楽しさや魅力を知ってもらう“きっかけ”を提供し、ファンを増やしていくことにも貢献できると話してくださいました。
体験レポート
「百聞は一見に如かず!」ということで、ここからは実際に体験させてもらって感じたことをレポートしていきたいと思います。
僕はバドミントン競技者なのでどちらかと言うと経験者の方に向けた内容になってしまうかもしれませんが、未経験者の方でも参考にしていただける部分はあると思いますので、よろしければお付き合いください。
ネット周りの克服に最適
先述したとおり楽ミントンのコートの広さは実際のコートの4分の1ですが、ヘアピンやショートドライブの練習をするには十分な広さがあります。
そして実は僕、ネット際のプレーが大の苦手でして・・・特にヘアピンでネットに引っ掛けてしまうことがとにかく多いんです。。で、インストラクターさんにヘアピン勝負を挑んだんですが案の定全く勝てませんでした。(これは割と普通に凹んだ)
きっとバドミントンやられてる方で僕と同じようにネット周りの処理に課題を抱えてる方ってすごく多いと思うんですが、ネット際のショット(ヘアピン・ショートドライブ)って本当に繊細で、ちょっとでも面の向きや押し出す方向がズレてしまうとネットを超えなかったり球が浮いてしまったりするので、その部分だけを徹底的に練習できる環境ってある意味すごく “贅沢” だなと思うのです。
インストラクターさんの中にも以前はネット際のショットが苦手だったという方もいらっしゃったようですが、それでも毎日のように楽ミントンで練習していたら少しずつ精度が上がってきたと話してくださいました。
親子で楽しめる
僕には現在、7歳と6歳になる息子が居まして、長男が少しずつですがバドミントンに興味を持ち始めています。
ただ、上からのショットはなんとなく打てるようにはなってきたんですが、下からのショットってやっぱり難しいみたいでなかなか上達しません。
そこで楽ミントンに連れて行ったところ、はじめは力加減が分からず天井にガシャンガシャンぶつけていたんですが、半日ほど練習しただけでこのくらいまでは打てるようになりました。
息子もできなかったことができるようになるのはやはり嬉しいみたいで、何時間やっても「もっともっと」と夢中になって練習します。
上からのショットの練習は体育館でもできますが、こういう繊細なショットの練習を集中してさせてあげられるのはとても有り難いのと、なにより親子で一緒に楽しめるっていうのが本当に素晴らしいと感じました。
有能なインストラクター陣
ちかなりさんはインストラクターの採用にも力を入れられていて、インストラクターの方みなさん本当にバドミントンが上手です。そしてみんないい子。笑
今は部活なんかでも顧問の先生がバドミントン未経験者で十分な指導を受けられなかったり、バドミントンを始めたいと思ってもそもそもバドミントン部自体が無かったりと、選手の才能が開花するかどうかが「環境」に大きく依存してしまっている状況です。
楽ミントンでは、モチベーションの高い小・中・高校生(もちろん大人も)に対しては、素振りやフットワークなど基礎練習の指導、さらには自主トレメニュー作成などの相談にも乗ってあげているそうです。
意外と汗かく
これはもうタイトルそのままなんですが、ヘアピンって続くようになると必然的に細かい足の動きがとても多くなるので、思ってたより汗かきます。
そして、これも体験するまでは分からなかったんですが、楽ミントンの楽しみ方ってヘアピンだけじゃないんですね。ショートドライブやプッシュレシーブの練習をしたり、手投げノック等でフットワークやフォームの確認をすることだってできますし、楽しみ方は様々。内容によっては息切れもするし汗だってかきます。
たしかに「ウォーキング以上楽ミントン」ですね。
幅広い競技レベルの方が一緒に楽しめる
SNSなんかでもたまに見かけるんですが、「●●クラブはレベルが高すぎて私なんかが行くと申し訳ない・・・」みたいな話ってよく聞きますよね。
その点楽ミントンは幅広い競技レベルの方が一緒に楽しめるので、そういった苦い経験をしたことがあるという方も是非一度足を運んで欲しいなと思います。
そしてちょっと休みたいときなんかは「カフェスペース」もあるので、会員さん同士の交流もしやすいですね。
店舗案内・ご利用料金
店舗案内



こちらは新店舗情報などを適宜更新することが難しいため、公式サイトへのリンクを張っておきます。
参考 店舗案内楽ミントン公式サイトご利用料金について
こちらも公式サイトに詳しい情報が載っていますので、下記リンクからご確認ください。
参考 ご利用案内 / 料金表楽ミントン公式サイトSNS・YouTube
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さいごに
如何だったでしょうか。
実は私も、最初は「ヘアピン(ネットプレー)だけ」という制限されたルールに「それって楽しいのかな・・・」という先入観を持っていました。
しかし、実際にやってみると本当に楽しいですし、けっこうしっかりと汗もかきます。何より幅広い年代や競技レベルの方が一緒に楽しめるというのが最高だなと感じました。
この記事をご覧になった読者の方に、楽ミントンの魅力が少しでも伝わったなら幸いです。
それではまた~