【レポート】バドミントン中学日本一の学校に行ってきた!

みなさんこんにちは。mintonの伊藤(@minton_ito)です。

今回は、2019年8月に行われた全国中学校バドミントン大会で男女ともに団体優勝を果たした「ふたば未来学園中学校」の練習にお邪魔して、練習への体験参加,および取材を行ってきましたので、レポートしていきたいと思います。

「日本一とはいえ中学生でしょ?w」とみなさん少なからず思ってませんか?
なので日本一の中学校で練習や指導を体感してきました!

今回の取材の目的は2つ。

1つ目は、僕自身が母校である東洋大学バドミントン部(男女ともに関東大学リーグ3部)のコーチを務めさせてもらっているので、指導に関するノウハウを1つでも多く吸収すること。

そして2つ目は、「何をどんな風にすれば日本一の中学生になれるの?」という点がみなさん共通の疑問点でもあると思うので、日本一の学校の練習の様子や雰囲気がどんなものなのかをできるだけリアルに読者のみなさんに伝えることです。

この記事を読んでくださった方に、ふたば未来学園中学校バドミントン部の練習の雰囲気、そしてそのチームを率いる監督の指導方針など伝えられたらと思います!

ふたば未来学園中学校について

みなさんご存じだとは思いますが、まずはふたば未来学園中学校について説明します。

富岡一中 / 猪苗代中時代を含めると、世界ランク1位の桃田賢斗選手や他多数の日本代表選手を輩出している超名門校!

伊藤
見てください、この優勝旗の数々!!さすが名門校。。

現在の注目選手は、今年度の「全国中学校バドミントン選手権大会」男子シングルスで優勝を果たした U-16日本代表の齋藤駿選手

たまたま僕たちが訪問した10/6(日)に放送された「ミライモンスター」にも取り上げられた期待のホープです!

伊藤
みんな楽しそうに見てて、普段からの部の雰囲気の良さが伝わってきますね!

練習内容

この日は左から齋藤監督(平成30年度米山稔賞受賞)、中村コーチ(元スリランカジュニアナショナルチームコーチ)、アンタルコーチ(インドネシア出身)の3名の指導のもと練習が行われました。

MEMO
米山稔賞について:公益財団法人ヨネックススポーツ振興財団主催により、青少年スポーツの振興に関して貢献のあった個人および団体を表彰するもの。

過去には日本代表のヘッドコーチである朴柱奉(パク・ジュボン)氏や、リオ五輪女子ダブルスで金メダルを獲得した髙橋礼華選手/松友美佐紀選手などが受賞している。

バドミントンコート10面に加えて、ウエイトトレーニング用の設備も!

練習の流れはこちら↓↓

  • STEP.1
    ウォーミングアップ
    円陣を組み、みんなで声出し→ランニング→ストレッチ→ステップ→基礎打ち
  • STEP.2
    各グループごとの練習
    ノック、フットワーク、パターン練習など担当コーチの練習
  • STEP.3
    ゲーム練習
    試合形式の練習
  • STEP.4
    クールダウン
    ランニング→ストレッチ
伊藤
これとは別に週3程度で朝8kmほど走るそうです。

伊藤
実際に入ってみて、全てがバドミントンの動きから逆算されていて、本当によく考えられた練習の構成だと感じました。特にダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)の種目が多く採用されていた印象です。練習の意味に関してもスタッフが常日頃から伝え続けているからか、選手全員が理解して実行していました。

その後、この日は3名のコーチがいたので3グループに分けて、それぞれのコーチが決めた練習をおこないました。

伊藤
練習のマンネリ化を防ぐため、男子担当や女子担当等は決めずにランダムでグループの担当を決めるそうです。

伊藤
僕が入ったグループでは全面2対1のオールショート、全面シングルス5点ゲームなどをやったんですけど、練習量というよりは質がものすごく高い、みんな全然ミスしない。。

最後の1時間ほどはゲーム練習を行いました。

伊藤
平子さん実際ゲームしてみてどうでした?
minton 平子
今の中学生ってこんなレベル高いんだね…もうおじさんには手に負えないw

動画はこちらから↓↓

しっかりダウンもして練習終了。

選手たちの意識の高さ

とにかく練習を通して感じたことは、「選手たちの意識の高さ」

ロビングひとつ取っても簡単には上げてこない。ネット前も最後まで何を打ってくるのか分からない。などなど細かいところをひとつひとつこだわって練習していることがうかがえました。

また、体育館に入った瞬間に本気の集団ならではの雰囲気を感じました。

なかなか言葉にするのは難しいのですが行き過ぎない緊張感があり、僕にとって理想とするチームの雰囲気でした。

伊藤
いや、もうずっと感動しっぱなしでした。競技レベル云々を抜きにしても、本当に素晴らしい「チーム」でした!!

齋藤監督への取材

恐れ多くも指導者の駆け出しとして齋藤監督に様々な質問をぶつけさせていただきました!

いくつか質問を抜粋してみなさんにお届けしますね!

好きこそものの上手なれ

伊藤
中学生を指導する際に留意していることは何かありますか?
齋藤監督
1か所に過度な負担をかけずに、バランスよく鍛えることを注意しています。中学生は発育発達期にあたるけれども、普段は技術をメインに練習しています。メンタル面についてはバドミントンを好きになってもらうというのを1番に考えています。あとは中学生に限った話ではありませんが、私は経験に勝る学習はないと思っているので、海外遠征で直に世界を感じさせることなどをしています。

All For Badminton

伊藤
選手たちみんなとても礼儀正しくて本当にいい子たちでした。なにか教育面で特に指導されていることはありますか?
齋藤監督
うちのモットーでもある「All For Badminton」全てはバドミントンのために、全てのことはバドミントンに通じているということを伝えています。週1ミーティングで挨拶の意義、学習の意味などを都度説明しています。

明るく楽しく全力で

伊藤
選手たちに求める1番大事なことは何ですか?
齋藤監督
うちに来る選手たちは実績・資質がある選手たちなので、毎日の練習に全力で取り組むことが1番大事。その手段として明るく楽しく。もし全力で出来ないのであれば、監督の立場としては、大事なお子さんを預かっているので無理やり厳しくするしかないですね。

「世界で金メダルを取る」というイメージ

伊藤
少し前と比べると変わっている、もしくは変わったと感じることは何かありますか?
齋藤監督
技術的なことはもちろん変わってきているけれども、創部当初活躍した桃田賢斗選手たちの時代は世界で金メダルを取る(=世界一になる)というイメージはぼやけていて遠い夢のようなものでした。今は彼らのおかげでそれが明確になったというのは間違いなく日本バドミントン界で1番大きく変わったことだと思います。

さいごに

「明るく楽しく全力で」

ふたば未来学園中学校というチームの魅力は、全員がバドミントンを全力で楽しんでいることでした。

日本一の中学生になるには、まず全力でできる環境が必要で、その環境がこのふたば未来学園中学校にはあると僕は感じました。

終わりになりましたが、今回の取材においてはふたば未来学園中学校コーチの中村善之さんにご尽力いただきました。中村さんとは青年海外協力隊でのつながりがあり、今回の取材依頼をさせていただきました。本当にありがとうございました。

ならびに齋藤監督、アンタルコーチ、そしてふたば未来学園中学校の選手の皆さん、貴重な練習時間にお邪魔させていただきありがとうございました。

実際やってみると日本一の中学校のレベルも練習の質の高さも想像以上でした。。

そういった意味では齋藤監督がおっしゃっておられた「経験に勝る学習はなし」という言葉の重要性を身をもって実感させていただきました!

このブログが読者の皆さんに少しでも刺さる内容になっていたら幸いです。

今後も日本のバドミントン界が様々な面で発展していけるようにがんばります!!

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