mintonブログをご覧の皆さま、こんにちは。
コンディショニングトレーナーの杉山です。
全5回にわたって紹介してきたバドミントンのウォーミングアップの連載も今回が最終回(vol.5)となりました。今回はアンケート結果を元にしたジュニア・学生の方向けの具体的なウォーミングアップ方法をご紹介していきます。



実践学園でのウォーミングアップの一コマ
ジュニア・学生向けのウォーミングアップについて
ジュニア・学生は各チームや部でウォーミングアップを行うと思いますので、練習前の少しの時間で行える方法を紹介していこうと思います。
まずはアンケート結果の振り返りから見ていきましょう!
アンケート結果の振り返り
20分以上時間をかける割合が約8割と十分なウォーミングアップの時間を確保されている。
小学生に比べると少なくなるが約半数が20分以上行うという結果に。
小学生~大学生まで半数以上が20分以上の時間をかけられていました。時間は十分なので個々のカラダの状態に合わせた種目を全体練習前に行えると更に良いでしょう!また、ウォーミングアップの必要性を理解させ意識高く取り組めると怪我予防やパフォーマンスアップの効果は高まります。
ジュニア・学生向けのおすすめウォーミングアップ方法
各チームや部全体で行うウォーミングアップ方法を変更するのは難しい為、全体練習前や練習中に立ったまま行える方法を中心にご紹介したいと思います。
前脚クルクル
後脚クルクル
股関節や膝に不安のある方、下半身の疲労が溜まっている方などにおすすめです。実施後はフットワークが軽くなるかも!?
実施前にその場でモモを高く上げて足踏みし、実施後に再度足踏みした際に脚が軽くなっていればOK!
ヒップシェイク
腰や股関節に不安のある方、肩の高さが違う肩などにおすすめです。
実施後腰まわりの動きやすさをチェックしましょう。
肩ブラブラクルクル
肩に不安のある方、肩の高さが違う方などにおすすめです。実施後はオーバーヘッドストロークがスムーズに!?
実施前後での腕の軽さをチェック!軽くなっていればOK!
前屈肩ブラブラ
腕が挙げにくい方、肩に不安のある方などにおすすめです。
実施後腕が軽くなればOK!
胸椎クルクル
腰に不安のある方、回旋動作が苦手な方などにおすすめです。
実施後背骨を回しやすくなればOK!
クールダウンも大切
ウォーミングアップを十分行っても練習して疲れたカラダをケアせずにいたらケガに繋がってしまいますのでクールダウンも大切です。今回紹介した種目はクールダウンとして実施しても効果的ですので是非お試しください。



実践学園でのクールダウンの一コマ
まとめ
全5回にわたって紹介してきたウォーミングアップ記事はいかがでしたでしょうか?スポーツにケガは付き物とよく言いますが、ウォーミングアップやクールダウンを十分行えば確率を減らす事は可能です。今回の連載が皆さんのウォーミングアップ方法を考えるキッカケになれば嬉しいです。