みなさんこんにちは。mintonの平子(@hirako_minton)です。
僕はけっこう普段から、「”minton”というサービスをバドミントン界の中でどういう存在にしていこうか・・・」みたいなことをあーだこーだと考えてるんですが、その中で、“すでにバドミントンをやってる人だけじゃなくて、潜在層(これから始める人たち)に向けた情報発信もたくさんしていきたいなー” と常々思っていて、今回はそういった方向けの記事となります。
内容についてはタイトルのとおりなんですが、(僕の個人的な感覚ですが)社会人になってからバドミントンを始めた方って、昔からやってた方よりもハマってる人の割合が高い印象があって、それってなんでなんだろうということをずっと疑問に思っていました。
それで今回は、じゃあ実際にハマってる人に話を聞きに行っちゃおう!ということで動き出した企画です。
mintonブログ初のインタビュー記事ですので、温かい目で読んでいただけると幸いです。笑
バドミントンをこれから始めようと思っている方の参考にしていただいたり、この記事を読んで「お、バドミントンいいかも」なんて思ってくださる方が一人でもいらっしゃれば幸いです。
お話を伺った方
新倉望実さん(通称:新倉ごまさん)
高円寺駅そばでひっそりと営む 酒ごはん屋「あかね雲」 を切り盛りする傍ら、趣味のバドミントンは週に5回も練習するほどその魅力にハマっている。
“新倉ごまさん” の名前では「酒ごはんコーディネーター」という肩書きでけっこうテレビなんかにも出られている有名な方なので、もしかするとご存知の方も多いかもしれませんね。
実はインタビュワーである私(平子)もインタビューさせていただくまでは本名を知らず「ごまさんごまさん」と呼んでいたのですが、ごまさんは本名じゃないということが分かったので一応最初だけ本名でご紹介して、ここからは”ごまさん”で通します。笑
ちなみにニックネームの由来は、あざらしの”ごまちゃん”に似てたからだそうです。
ご挨拶
こちらこそ、よろしくお願いします。(キリッ)
バドミントン、なんで始めたんですか?
実は、私の場合は自分がバドミントンをやりたくて始めたというわけではないんです。
娘が小学生のときに突然「バドミントンをやりたい!」と言い出して、 それでバドミントンは一人ではできないので、最初は相手役として自分も始めたという感じですね。
それまで娘は小さい頃からずっとダンス(ヒップホップ)を習っていて、それこそけっこう上手だったので、ビックリしたというよりも、正直 もったいない… という気持ちのほうが大きかったのを覚えています。
中途半端な気持ちで言っているんじゃないかと本人の意思を確かめたんですが、「両立はできない!バドミントンに集中したいからダンスはやめる!」とまで言うので、それほどの覚悟があるのであれば・・・と応援することにしました。
相手役としてやっているうちに自分もバドミントンの魅力にハマってしまって、今では週に5回も練習しています。笑
いいえ。レディースチームは本当の初心者を受け入れてくれるところは意外と少ないかもしれません。
私の場合は、娘のバドミントンサークルに保護者としてお当番で参加していたときに、同じようにお当番で来ていたママさんに「PTAサークル」のようなところに誘ってもらって参加したのがきっかけで、その後も継続して参加させてもらうようになりました。
PTAのサークルにコーチとして来てくださっている方がいて、その方にいろいろ教えてもらいました。
あとは娘と一緒に区の体育館の個人解放で練習したりしているうちに、一通りのストロークは打てるようになりましたね。
ちゃんと調べたわけではないので分かりませんが、”ママさんバレー”のような感じで割とどこにでもある印象です。コーチがいるかどうかはサークルによっても違うと思いますが。
バドミントン、楽しいですか?
レディースチームの練習が週に2回と、その他にも近くの体育館の個人解放に週3回くらい行っているので、だいたい週に5回ほど練習しています。
ん~モチベーションですか、、(←あんまり考えたことなかったな…という感じ)
バドミントンっていろんな種類のショット(クリア・ドロップ・スマッシュ・ヘアピン etc…)があって、やっぱり練習していく中で1つ1つのショットを打ち分けられるようになったり、それぞれのショットの精度が上がっていったりすると、少しずつでも 出来ることが増えていく感覚が純粋に楽しい です。
それから、大会にも出たりするんですが、杉並区の場合はレディースの部のランクがA~Cまで設けられていて、初級者は基本的には一番下のCランクからスタートします。
それで年に1度、上位のランクに上がるための「昇級試合」のようなものがあるんですが、私も先日その大会に出場して、Cランクで準優勝して Bランクに上がることができた んです。
最終的にはもちろんAランクに上がってプレーするという目標があるので、それもモチベーションの1つになっていますね。
あとは、尊敬する先輩方が身近にいらっしゃることも、バドミントンを好きになる理由の一つだと思います。
私の所属するチームには60代の方もたくさんいらっしゃって、みなさんとても元気にバドミントンを楽しんでいらっしゃいます。
先日ご勇退された方はなんと74歳だったんですが、チーム発足当初から40年以上もご活躍されてきた方で、チームメンバーが試合などで思うようにいかず落ち込んでいたりすると「あなたたちまだ30年以上あるんだから大丈夫よ~!」なんて笑いながら励ましてくださったりして…そういう達観された先輩方の存在には本当に救われますし、すごく憧れますね。
はい、とても盛んです。私の所属チームが加盟する杉並区だけでも10近いレディースのチームがあるので、東京都全体だとかなりの数になるんじゃないでしょうか。社会人からデビューされた方もとても多く、私の所属しているチームメンバーも半分くらいはそうだと思います。
一番よかったなと思うのは、娘とのコミュニケーションツールになること ですね。よく娘が私にいろいろ教えてくれるんです。サーブの打ち方とか配球の考え方とか。笑
あとは、元々”島”の出身ということもあってお肉よりもお魚のほうが好きだったんですが、バドミントンを初めてからはお肉のほうが好きになりましたね。この年になってお肉を美味しく食べられるというのは意外と嬉しいです。
それと体力もつきましたね。階段を上がるときに息切れしないとか。自分が好きで楽しく練習してるだけなのに、そういう身体の変化を感じられるというのはすごく得した気分になります。笑
バドミントン、お金かかるんですか?
定期的にかかるお金としては、練習代とガット代ですね。
練習代は場所によっても違いますが、平均すると1回の練習でだいたい500~700円くらいです。週5で練習しているので、練習代だけで月に1万円以上かかっていますね。
ガットは1回切れるとガット代と張り工賃で2,500円くらいかかるんですが、月に2回くらいは切れてるので、ガットの張り替えにかかるお金でだいたい5,000円くらいでしょうか。
あとは、試合に出たり、チームでユニフォームを購入したり、シューズやラケットを買い替えたりするときにスポットでお金がかかるという感じです。
ラケットやシューズは一度買ってしまえば(私の場合は)そんなに折れたり壊れたりすることはないんですが、ユニフォームはチームで揃えるときなんかは周りに釣られてついつい買っちゃいますね。笑
たしかに。笑
これからバドミントンを始めようと思っている方へ
私の経験からお話させていただくと、市民(区民)体育館の個人開放 などに行くのがいいと思います。そこに団体で来ている方が声をかけてくださったり、当番の監視員さんみたいな方が仕切ってくださって仲間に入れてもらえることもあるので、とりあえずそういうところに足を運んでみるのがいいと思います。
あとは、よく体育館に張り出されている「初心者向けの講習会」みたいなのに参加してみるのもいいと思います。自治体やショップさんとかが主催されているものもあったりするので、Webサイトでそういった情報を探してみるのもいいんじゃないでしょうか。意外と無料のものも多かったりします。
お子さんがいらっしゃる方は、私が最初にお世話になっていたような PTAのサークル もあるかもしれないので、確認してみるのが良いと思います。
こちらこそありがとうございました。
インタビューを終えて
mintonブログ初のインタビュー記事、如何でしたでしょうか?
バドミントンの魅力、なんとなく伝わったかな・・・
僕自身、インタビューさせていただくのもその手の記事を書くのも初めてだったのでけっこう緊張していたのですが、百戦錬磨(?)のごまさんが全てを包み込んでくれたおかげで、終始和やかに進行することができました。笑
ごまさんのお話の中にもあったように、バドミントンは “生涯スポーツ” と呼ばれていて、60歳を超えた方でも楽しくプレーを続けることができるスポーツです。
社会人になってから始めても長く競技を楽しむことができる という点も、バドミントンの魅力の一つなのかもしれませんね。
ごまさん、ありがとうございました。
「酒ごはん屋 あかね雲」
最後に、ごまさんが阿佐ヶ谷駅そばで営む「酒ごはん屋 あかね雲」のご紹介をさせてください。
とても居心地の良い、心温まるお店です。
僕はお酒飲めないんですが、素朴な家庭料理が中心のメニューはどれも本当に美味しくて、日本酒がお好きな方にとっては至極の時間となること間違いなし!
お近くの方もそうでない方も、美味しいお酒を飲みながらバドミントン談議に花を咲かせてみてはいかがですか。
こごまちゃんに会える!?
お話の中でも話題に上がったごまさんの娘さん、実は「”天才料理少女”こごまちゃん」という名前でテレビや雑誌にも多く取り上げられているスーパーキッズなんです!(もちろんお師匠さんはごまさん♪)
こごまちゃんもお店に立つことがあるそうなので、お店に行かれる方はこごまちゃんに会えるかどうかも楽しみの1つになりそうですね。
※ 僕が密かに愛読しているこごまちゃんのブログは こちら ☞ ☞ ☞
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
それではまた~。
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