「スーパー750」とかって何?バドミントンのBWFワールドツアーについてまとめてみた。

こんにちは。よしろー(@shuttle_circle)です。

最近、バドミントン国際大会のニュース等を見ていると「スーパー300」とか「スーパー750」とか見かけるようになっていませんか?

その反面、「グランプリゴールド」「スーパーシリーズプレミア」といった表記をめっきり見かけなくなったはず。

よしろー
あれってなんのこと?って疑問だったんだけど、実はスーパーシリーズってもうやってないんですね。

2018年からは国際大会のスポンサーが変わっており、それに伴ってツアーの名称も変更になっています。

このエントリーでは、2018年シーズンから「BWFスーパーシリーズ」の後継としてスタートしている「BWFワールドツアー」についてまとめてみました。

BWFスーパーシリーズは、BWFワールドツアーに

バドミントンの国際大会はいくつかのグレードに分かれています。その中でも最高峰のツアーを、従来は「スーパーシリーズ」と呼んでいました。

ここ数年はメットライフがBWFスーパーシリーズのスポンサーをつとめていましたが、2018年からはHSBCがスポンサーを務めることになった様子。

これに伴いツアーの名称も変更されています。

  • 2017年まで:BWFスーパーシリーズ
  • 2018年から:BWFワールドツアー

HSBC BWFワールドツアーは、シングルス(男子、女子)とダブルス(男子、女子、混合)でトップランクの選手を集めた26のトーナメントのサーキットです。

26のトーナメントは、スーパー1000(3トーナメント)、スーパー750(5トーナメント)、スーパー500(7トーナメント)、スーパー300(11トーナメント)の5つのレベルに分かれています。 これらのトーナメントには、異なるランキングポイントと賞金が設定されています。最もポイントと賞金が高く設定されているのはスーパー1000です。

出典:http://bwfworldtour.com/about/ を邦訳

よしろー
「ワールドツアー」と聞くと、テニスを思い浮かべてしまう人も少なくないんじゃないでしょうか。

ワールドツアーの大会レベル別まとめ

BWFワールドツアーは、大会ごとに6つのレベルに分けられています。

  • レベル1:ワールドツアーファイナル
  • レベル2:スーパー1000
  • レベル3:スーパー750
  • レベル4:スーパー500
  • レベル5:スーパー300
  • レベル6:スーパー100
平子
数字の大小で大会のグレードが分かるようになったのは今までよりもシンプルでいいよね。
よしろー
確かに、わかりやすくていい感じかも!

というわけで、ここからはBWFワールドツアー公式サイト(英語ページ)のカレンダーを元に、ワールドツアーを大会レベル別にまとめてみます!

順番は前後しますが、まずはレベル2の「スーパー1000」から見ていきましょう。

スーパー1000(レベル2)

  • 全英
  • インドネシア(インドネシアオープン)
  • 中国(チャイナオープン)

バドミントンを語る上で欠かせない3カ国ですね。特に全英オープンは最も歴史と権威のある大会として名高いです。

旧大会のスーパーシリーズプレミアの一部が、この「スーパー1000」に該当します。

スーパー750(レベル3)

  • マレーシア(マレーシアオープン)
  • 日本
  • デンマーク
  • フランス
  • 中国(チャイナマスターズ)

こちらもバドミントンと縁の深い5か国が名を連ねています。日本では代々木体育館でおなじみのジャパンオープンもスーパー750の大会です。

旧大会のスーパーシリーズプレミアと一部のスーパーシリーズが、この「スーパー750」に該当します(チャイナマスターズは、旧グランプリゴールドからの格上げ)。

スーパー500(レベル4)

  • マレーシア(マレーシアマスターズ)
  • インドネシア(インドネシアマスターズ)
  • インド
  • タイ
  • シンガポール
  • 韓国(コリアオープン)
  • 香港

以上7大会です。バドミントンのさかんな国・地域ばかり。旧大会のスーパーシリーズ相当の大会の多くが「スーパー500」に位置づけられています。

スーパー300(レベル5)

  • タイ(タイマスターズ)
  • スイス
  • スペイン
  • ドイツ
  • ニュージーランド
  • オーストラリア
  • アメリカ
  • 台湾
  • マカオ
  • インド(シドモディ国際)
  • 韓国(コリアマスターズ)

以上11大会です。「スーパー300」は概ね旧グランプリゴールド(GPG)相当ってことになりそうです。

この記事執筆前にはちょうどドイツオープンをやってましたが、それはこのスーパー300(旧GPG相当)の大会だということがわかります。日本選手も3種目で優勝しましたね!!

よしろー
どうでもいいけど、1000→750→500ときたら、次は250じゃないの!?って言いたくて言いたくて仕方ないw

ここまでにご紹介したレベル2~5の全26大会が「HSBC BWFワールドツアー」として位置づけられています。

年間26回も上級の大会があるって考えるとかなり多いですね(単純計算で1ヶ月2大会以上もある)。

スーパー100(レベル6)

上述のスーパー300の下位大会として、「スーパー100」というカテゴリーが設けられています。

スーパー100に該当する大会はHSBCがスポンサーのワールドツアーの一部には位置づけられていないものの、ランキングポイントを獲得すること自体は可能です。

トーナメントの1カテゴリーである「BWFツアー スーパー100」も、BWFワールドツアーランキングポイントを獲得することができます。 このレベルはHSBC BWFワールドツアーの一部ではありませんが、HSBC BWFワールドツアートーナメントへの参加者のための重要な出発点です。

出典:http://bwfworldtour.com/about/ を邦訳

補足説明

ここまで説明してきた「ワールドツアー」は、バドミントンの主要大会では「グレード2」の大会に位置づけられています。

じゃあ「グレード1」と「グレード3」はあるのですか?という話になってきますよね。もちろんあります。

  • グレード1:オリンピック、世界選手権など
  • グレード2:BWFワールドツアー ← ここの説明中!
  • グレード3:さらに下位の大会

グレード1の大会は最上位の大会。世界選手権やオリンピックなどが該当します。

グレード3の大会には「インターナショナルチャレンジ」「インターナショナル」「フューチャーシリーズ」の3つがあります。

この中だと、日本では「大阪インターナショナルチャレンジ」が開催されており、若手の登竜門という位置づけになっていますね。このあたりも書いていくと長くなりすぎるので、詳細は稿を改めます。

トップ選手の出場義務

トップ選手はBWFの規定(PDFファイル)によって、上位大会への出場義務が課せられています。

  • ワールドツアーファイナル
  • レベル2(スーパー1000)の3大会すべて
  • レベル3(スーパー750)の5大会すべて
  • レベル4(スーパー500)の7大会中4大会
よしろー
出場義務が課せられるのはシングルス15位以上、ダブルス10位の選手が該当します。国内大会まで合わせるとかなりの過密日程が課せられるので、ちょっと大変だな…と思います。

ワールドツアーファイナル(レベル1)

「HSBC BWFワールドツアー」の大会成績によってランキングポイントが加算され、各種目の年間上位8名(8ペア)のみが出場できる「ワールドツアーファイナル」が毎年開催されることになります。

「年間王者」を決める大会と言ってもいいのではないでしょうか!大会のレベルはスーパー1000(レベル2)よりもさらに上のレベル1です。

  • レベル1:ワールドツアーファイナル ← ここ
  • レベル2:スーパー1000
  • レベル3:スーパー750
  • レベル6:スーパー100

「スーパーシリーズ」が「ワールドツアー」に名称変更となったので、当然だけど「スーパーシリーズファイナル」も「ワールドツアーファイナル」に名称変更となります。

ファイナルの場所は今までドバイだったけれど、2018年からは中国の広州へと移される。2018年12月12日から16日まで開催。場所が広州に決まったのは、スポンサーにとって好都合だという側面もあるみたい。

珠江デルタはHSBCにとって重要な市場であり、広州がHSBC BWFワールドツアー決勝の新しい開催地となるのは素晴らしいことです。このパートナーシップを通じて、私たちはあらゆるレベルでバドミントンをサポートすることを楽しみにしています。

出典:http://bwfbadminton.com/news-single/2018/01/08/31311/ を邦訳

…のみならず、広州は元来バドミントンが盛んな地であり、バドミントン市場的にも大きいという点も重要だったと考えられます。

バドミントンは広州の伝統的なスポーツです。この都市には8人の世界チャンピオンと2人のオリンピックチャンピオンがいます。広州には何百万人もの人々がバドミントンを学んでおり、もっと多くの人々がバドミントンを始めることを願っています

出典:http://bwfbadminton.com/news-single/2018/01/08/31311/ を邦訳

よしろー
1つの都市に、8人の世界チャンピオンと2人のオリンピックチャンピオン…すごい話ですね。スケールが違うわ。。

HSBCが包括的なスポンサーに

HSBCがスポンサーになったのは、「ワールドツアー」や「ワールドツアーファイナル」だけではない。

  • 世界選手権
  • スディルマンカップ
  • トマス杯・ユーバー杯

…といった主要大会まで、HSBCがスポンサーとして入ってくれることになっている。これはかなりすごいことだと思います。少なくとも今までの中ではHSBCが最も包括的にバドミントンの国際大会に関わってくれるスポンサーだと言えそう。

よしろー
そこまで羽振りのいい HSBC ってどんな会社なん?

ってことでWikipediaで調べてみたらイギリスの世界的な金融機関だそうで。もともとは香港にあった銀行が母体になってるらしいですね。この記事の執筆時点だと、日本国内では法人向けにしか営業をしていないとのこと。

よしろー
完全に余談だけど、将来どこかのスポンサーになりたいな…という密かな野望があります。スポーツなどのスポンサーになってる企業や個人ってなんかかっこいいですよね。憧れ。

ワールドツアーを見てみよう!

以上この記事では、2018年からスタートしているバドミントンの「BWFワールドツアー」についてごく簡単にまとめてみました。

とりあえず最低限知っといてほしいのは「ジャパンオープンはスーパー750」ってことですね!

それでは今回はこれにて。


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よしろー

よしろー

1992年生まれで、大阪府出身・在住。バドミントンのプレー歴は13年。指導歴は4年。  (公財)日本体育協会公認上級指導員(バドミントン3級) 、(一社)メンタルウェルネストレーニング協会MWT指導者(2級)です。小学生から大人まで、男女問わず初心者から中級者を対象としたバドミントンの指導を仕事の1つとしています。その他Webライティング等にも取り組んでいます。  好きなサイト:枚方つーしん

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